博多座(福岡市博多区下川端町2)で5月2日、宝塚歌劇雪組公演が開幕した。
演目は、1976(昭和51)年に雪組で初演されたミュージカル・ロマン「星影の人-沖田総司・まぼろしの青春-」、ファンタスティック・ショー「ファンシー・ガイ!」の2本立て。トップスター・早霧せいなさんは長崎県出身、トップ娘役の咲妃みゆさんは宮崎県出身と、九州出身コンビでの凱旋(がいせん)公演が注目を集めている。
同1日、報道陣に向けた公開リハーサルの終了後、取材に応じた早霧さんは緊張感があると話す一方、「九州での公演で安心感を持って挑める」と笑顔。咲妃さんは「初めての博多座公演。お客さまにお目に掛かるのが楽しみ」と声を弾ませた。
劇中では博多弁を使うアドリブの場面も。早霧さんは「お客さまの生の熱気を受けて、1回1回を大切に演じたい」と意気込みを見せる。
料金は、A席=8,800円、特B席=7,800円、B席=6,200円、C席=4,000円。今月25日まで。