キャナルシティ博多(福岡市博多区住吉1)に3月25日、自分が描いた魚が泳ぐ「お絵かき水族館」が期間限定でオープンした。
プログラマー・エンジニアやグラフィックデザイナーらで構成する集団「チームラボ」(東京都文京区)が手掛けたデジタル作品。フグやマグロ、クラゲやタツノオトシゴなど9種類の魚の形が描かれた指定の用紙に自由に色を塗って完成させたものを読み込ませると、水族館を再現した高さ2.5×15メートルのスクリーンに投影され、オリジナルの魚を泳がせることができる。
昨年11月に沖縄で開催された同集団のイベント「チームラボ 学ぶ!未来の遊園地」で発表された作品の一つ。泳がせている魚はスクリーンの前の人の動きに反応して逃げたりするほか、エサやりなどもできるという。チームラボキッズ(同)のディレクター馬渡侑佑さんは「子どもたちの創造力を刺激できれば」と話す。
海の生物に関連した絵本などをそろえるショップも併設する。
営業時間は10時~19時。入場料は300円(2歳以下は無料)。物販ゾーンは入場無料。5月6日まで。