劇団四季、来年4月福岡公演に「キャッツ」-15年ぶり3度目

振付担当の加藤敬二さん(左)と俳優ら

振付担当の加藤敬二さん(左)と俳優ら

  • 0

  •  

 劇団四季は12月16日、キャナルシティ劇場(福岡市博多区住吉1)で来年4月よりミュージカル「キャッツ」を上演すると発表した。

ミュージカル「キャッツ」の一場面

[広告]

 同作は1983年、東京・西新宿のテント式仮設劇場で初演。以来30年、計9都市で延べ20公演が行われ、日本での上演回数はブロードウェー公演の7485回を超える8600回を記録している。福岡では、1990年にシーサイドももちにテント式仮設劇場を設けて上演、1998~1999年には初の「常設劇場版」として福岡シティ劇場(現・キャナルシティ劇場)で上演しており、今回は15年ぶり3回目の上演となる。

 同作は、都会のごみ捨て場が舞台。高さ36センチの空き缶などが舞台に施され、猫から見える世界を再現したセットで繰り広げられる。「福岡出身の俳優らと相談し、福岡ならではのごみも用意する予定」と振り付け担当の加藤敬二さん。「劇場に足を踏み入れた瞬間からキャッツの世界が体感できる。世界観と圧倒的なパフォーマンスに期待していただければ」と話す。

 会見では出演予定の俳優も登場し、代表曲「メモリー」など4曲を披露。メス猫にモテモテの猫「ラム・タム・タガー」を演じる福岡県出身の芝清道さんは「(キャッツは)まさにミュージカルの王道。23年前にも出演して『ほんなこつよかった』。再び、九州の皆さんに感動を届けられるよう頑張りたい」と意気込みを見せる。

 公演は来年4月中旬に開幕。料金はS席=9,800円、A席=8,000円、B席=6,000円、C席=3,000円。S子ども席(3歳~小学6年対象)=5,000円、A子ども席=4,000円のファミリーゾーンを設ける。チケットは来年2月16日より一般発売。

ピックアップ

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース