博多リバレインイニミニマニモ(福岡市博多区下川端町)で9月1日、博多祇園山笠の飾り山笠の常設展示が始まった。
山笠期間以外にも観光客に山笠を楽しんでもらおうと設置するもので、飾り山笠の博多地区での常設展示は、櫛田神社、上川端商店街に続く3カ所目。表は、伊達政宗を題材にした「東北乃雄独眼竜(とうほくのゆうどくがんりゅう)」(人形師は置鮎琢磨さん)。見送りは、漫画家・長谷川法世さんの代表作「博多っ子純情」を題材にした「祭博多飛翔(まつりはかたのひしょう)」(人形師は生野四郎さん)。
設置場所は同館6階のアトリウムガーデン。飾り山笠のそばには、らせん階段もあり、高い所から山を見下ろせるのも特徴。「表と見送りだけではない、いろいろな角度から飾り山笠を楽しんでいただければ」と同館広報の下川千夏さん。
展示は来年5月15日までを予定。