JR九州は2月20日、JR博多駅にグループ会社であるJR九州たまごファーム(飯塚市)が生産する卵「うちのたまご」の直売所をオープンする。場所はマイング博多駅内。
「農業の後継者が減っている現状を知り地域貢献したい」(JR九州・唐池恒二社長)と昨年4月より始めた農業の一環で、養鶏事業のほか野菜生産なども行っている。JR九州たまごファームは昨年8月に設立した。
20日からの本格販売を前に1月30日、唐池社長がJR博多シティの屋上庭園「つばめの杜ひろば」にある鉄道神社に卵を奉納する奉納祭と関係者に向けた試食会が開かれた。
「初の養鶏事業に今までにない喜びを感じている」と唐池社長。「甘みがあって卵かけご飯でも目玉焼きでも卵焼きでも全部おいしい」と「うちのたまご」の出来栄えに笑顔を見せていた。
価格は、6個入りパック=378円、10個入り=630円。「卵かけご飯」(500円)も提供する。飯塚市の農場ではすでに販売しているほか、2月1日よりJR九州たまごファームのホームページでも販売する。