県内の中小企業経営者で構成する福岡県中小企業家同友会(福岡市博多区吉塚本町)は東日本大震災の復興支援チャリティーCDを制作する。
曲は、1992年に普賢岳被災地チャリティーソングとして歌手のさだまさしさんが作詞作曲した「SMILE AGAIN」。さださんが東日本大震災の復興キャンペーンソングとして歌詞をアレンジし、福岡雙葉中学校・高校の合唱部の学生、同会メンバー、小川洋福岡県知事、北橋健治北九州市長、高島宗一郎福岡市長ら90人が歌う。
2月6日にさださんも立ち会い収録する予定。CDは震災から1年となる3月11日より、1口500円の寄付につき1枚を進呈。申し込みは福岡県の通販サイト「よかもん市場」などで受け付ける。1万枚限定。
集まった義援金は被災地の中小企業の復興に充てる。同会の中村高明代表理事は「早く企業を復興し、雇用の問題が緩和されれば」と話す。