大洋メディアホール(福岡市博多区中洲4)で10月19日より、映画上映プロジェクト「中洲deシネマ」が開催される。
かつては複数の映画館が並び、にぎわいを見せていたが今は中洲大洋劇場のみとなった中洲地区。「単館系の映画館が次々と閉館し、福岡での上映機会が無い作品も増えてきた」(実行委員会の益田啓一郎さん)と地元で活躍する役者や映画作りに携わる15人の有志が企画した。
初開催に選んだ上映作品は「京都」「沖縄」「東京」を舞台に3つの世界を描く「Three☆Points(スリー☆ポイント)」。上映後は、山本政志監督をはじめ、出演俳優・手島曜さん、映像制作会社「空気」の江口カンさんら日替わりでゲストを迎え、アフタートークなども予定する。
今後は定期的に開催する予定で、「一つでも多く良い作品を上映していきたい」と益田さん。「このプロジェクトをきっかけに映画監督を目指す人も生まれてほしい」とも。
入場料は前売り1,500円(当日は1,800円)。チケットぴあなどで販売中。今月23日まで。問い合わせは中洲deシネマ(TEL 090-9581-3301)まで。