博多阪急(福岡市博多区博多駅中央街)は10月12日、初の年末商戦へ突入する。
地下1階ではおせち料理の受注を開始。「博多い津゛み」や「桜坂 観山荘」、中洲の「料亭てら岡」のほか、初めて百貨店のおせち商品に提供するという福岡の老舗料亭「きくしげ」の「博多正月御節弐段」(3万1,500円)など、「地元料亭やホテルなど約7割の九州色を取り入れた」(食品販売サービス部マネジャーの金子昌志さん)という約90種をそろえる。
吉野(よしの)杉の間伐材でできた重箱を使った「環境にやさしいおせち」(2万9,400円)や九州を拠点に活動している料理研究家・山際千津枝さんとのコラボレーション商品「年越しそば鍋」(1万500円)などもそろえる。価格帯は「若い世代にも手軽に購入してほしい」と1万500円から10万5,000円まで幅広く用意。客単価は2万3,000円を見込む。
営業時間は10時~21時。12月25日まで。