リリース発行企業:八幡陸運株式会社
[2025年2月2日]、八幡陸運株式会社(本社:福岡県北九州市、代表取締役:齋藤紀之)は、「建材・資材シェアリングサービス」の提供を開始します。この新サービスは、建設業界の不良在庫問題と物流業界の課題を解決する革新的なプラットフォームを通じて、余剰建材の流通促進と物流収益の最適化を実現します。詳細はhttps://lp.kentori.jp/にてご確認いただけます。
サービスの目的や背景
サービスの目的や背景
八幡陸運株式会社は、建設業界の不良在庫問題と物流業界が抱える収益構造の課題を解決するために、「建材・資材シェアリングサービス」を開発しました。このサービスは、建設現場で発生する余剰建材や資材を「不良在庫」から「資産」として再活用できるよう支援するとともに、物流業界における運送収益の最適化を図る革新的なプラットフォームです。
開発のきっかけとなった課題
建設業界では、プロジェクトの計画変更や中止によって未使用の建材が余剰在庫として積み上がり、年間1,200億円もの廃棄コストと500億円の処分コストが発生しているという現状があります。一方、物流業界では、ドライバー不足や低価格運賃競争が深刻化しており、ドライバーへの負担増大や収益の低下が業界全体の持続可能性を脅かしています。これらの課題は、経営者や管理職にとって避けて通れない重要な経営課題となっています。
課題を解決する具体的な方法
「建材・資材シェアリングサービス」は、オンラインプラットフォームを活用して、建設現場で余剰となった建材や資材を他の企業に低価格で販売・流通させる仕組みを提供します。これにより、不良在庫を廃棄するコストを削減し、資材を資産化することが可能となります。また、販売価格に運送料を組み込み、物流業者が取次業務を通じて収益を得られる仕組みを採用しています。これにより、物流業界の低価格運賃競争を緩和し、ドライバーの労働環境改善にも貢献します。
対象ユーザーの特定のニーズに応える仕組み
建設会社:物流業者:中小企業や個人:このサービスは、これらのユーザーのニーズに応えるだけでなく、環境保護や資源の有効活用を促進することで、持続可能な社会の構築にも貢献します。
サービス料金
サービス料金について
「建材・資材シェアリングサービス」は、建設業界や物流業界の課題を解決するために、完全無料で利用できるプラットフォームです。不良在庫を効率的に流通させたい建設会社や、新たな収益モデルを模索する物流企業が安心してご利用いただける仕組みを提供します。
完全無料でご利用いただける内容
プラットフォームへの登録は一切無料。利用者の初期コストをゼロに抑えています。
登録費用無料
売買が成立した際の取引手数料も無料。全額が出品者の収益となります。
出品手数料無料
建材や資材の出品にかかる手数料は一切不要。
ITに不慣れな方でも安心して利用できるサポートをご用意しています。
運送の取次サポート
プラットフォーム上で売買された建材の運送手配も無料でサポート。
ユーザー間でのスムーズな取引をサポートします。
オプションサービス(任意利用)
さらに便利にご利用いただけるオプションサービスもご用意しています。これらは必要に応じてご利用いただく形です。
出品代行サポート:
ITに不慣れな方や忙しい方のために、商品登録を代行します。
写真撮影、説明文作成、登録作業をすべてサポート。
料金:30,000(税別)
優先掲載オプション:
商品をプラットフォーム内の検索結果で上位に表示。
より早く商品を販売したい方におすすめです。
料金:2,000円(税別)(1点につき)
利用者が得られるメリット
コスト負担ゼロ:
無料で利用できるため、リスクを最小限に抑えて取引を開始できます。
持続可能な経営の実現:
不良在庫を廃棄することなく、収益化することで経営の効率化を図ります。
簡単な操作性:
初めての方でも安心して利用できるユーザーフレンドリーな設計。
必要に応じてサポートスタッフが対応します。
業界全体の発展に貢献:
資材の有効活用を促進し、SDGs(持続可能な開発目標)の達成に寄与します。
「建材・資材シェアリングサービス」は、完全無料で建設業界・物流業界双方に新たな可能性を提供します。コストを気にすることなく、まずはご利用いただき、このサービスがもたらす価値をご体感ください!
今後の展開
今後の展開
八幡陸運株式会社は、「建材・資材シェアリングサービス」の提供を通じて、建設業界と物流業界の課題を解決し、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを加速させていきます。
今後の計画として、以下の展開を予定しています:
地域拡大と利用者ネットワークの強化
日本全国にサービスの利用者を広げ、地域ごとに特化した建材流通の効率化を図ります。
地元の中小企業や個人事業主も活用しやすい環境を整え、地域経済の活性化を促進します。
グローバル展開の検討
アジア地域を中心に、建設業界が抱える不良在庫問題を解決するため、海外市場への進出を視野に入れています。
日本製の高品質建材の再流通を国際的に広げ、国内外の建設プロジェクトを支援します。
サービス機能の拡充
出品や取引の利便性を向上させるためのデジタルツールを導入。
ユーザー間のマッチング精度を高めるAIを活用し、迅速で効率的な取引を実現します。
持続可能性へのさらなる貢献
資材再利用の取り組みを進化させ、廃棄物削減の実績を積み重ねます。
SDGs(持続可能な開発目標)達成に向け、建設業界全体の意識改革を推進します。
教育・啓発活動の推進
「建築経営改善講座」を通じて、「知的財産保護」の観点から、業界内での知識共有とスキル向上を支援します。特に中小企業や個人事業主が持続可能なビジネスを構築できるよう、経営ノウハウの提供に注力します。
八幡陸運は、「建材・資材シェアリングサービス」を通じて、業界の持続可能な発展と、地球環境への貢献を両立させる未来を目指します。これからも革新を続け、あらゆるステークホルダーと共に成長していきます。
担当者コメント
資材建材シェアリングサービス事業部
代表取締役社長 斎藤紀之所属部署/役職: 代表取締役社長 斎藤
「建設業界や物流業界が抱える課題は、一企業の問題にとどまらず、業界全体の持続可能性に大きな影響を及ぼします。不良在庫の処分や物流収益の低迷は、無駄なコストを生むだけでなく、地域経済や環境にも悪影響を及ぼしているのが現状です。八幡陸運は、60年にわたり築いてきた信頼を基盤に、業界への恩返しの意味も込めて、この『建材・資材シェアリングサービス』を立ち上げました。
私は企業トップとして、このプロジェクトの重要性を深く理解し、自ら先頭に立って取り組む決意です。建設会社や運送会社へ積極的に出向き、現場の声を直接聞きながら、このサービスの認知を広めていきます。そして、プラットフォームの利用方法を丁寧に案内し、誰もが活用できる環境を整えることで、業界全体が抱える課題の解決を目指します。
このサービスが、不良在庫を資産へと変え、物流業界に新たな収益モデルを提供する革新的なプラットフォームとして広く浸透し、持続可能な社会の実現に貢献できることを確信しています。
斎藤 紀之