福岡国際空港株式会社では、2025年3月28日(金)にリニューアルオープンする新免税店の取扱ブランドが決まりましたので※お知らせします。
※ 2024年12月1日現在、酒・煙草、食品などを除く
- 当社は、福岡・九州・西日本の玄関口として、多くのお客さまを心地よい空間でお迎えするために、国が実施する滑走路増設事業に合わせ、現在国際線ターミナルビルの増改築工事を行っています。より多くのお客さまが「Free:楽に、Fast:早く、Fun:楽しく」ご利用いただけるよう利便性や空港サービスの向上を図り、魅力ある施設づくりを推進しています。
- 新免税店では従来の4倍の広さを活かし、国内空港免税店初となるコスメ・ファッションブランドなど新たに44ブランド※を取り扱い、お客さまの幅広いニーズにお応えします。ブランドブティックは空港初となるジャパンブランドに特化し展開するほか、コスメエリアでは国内外有名ブランドからライフスタイルコスメなど新進気鋭ブランドまで幅広い化粧品や香水を取り扱い、個性と人気にあふれた商品が皆さまをお出迎えします。
- ウォークスルー型となる新免税店の中央には「YAGURA」エリアを設けます。八女提灯・博多織・酒樽から成る高さ8.7mの大型櫓を設置し、福岡らしさ・日本らしさを演出するほか、フォトスポットとしてはもちろんのこと、集合場所にもなる福岡空港国際線の新たなランドマークが誕生します。
- また、新免税店のオープンに先行して2025年3月19日(水)には、手荷物受取所内に到着免税店を新たにオープンし、洋酒や煙草に加え、世界的に人気の高いティーやコーヒーも取り扱います。
- 当社は「比類なき東・東南アジアの航空ネットワークを有する、東アジアトップクラスの国際空港」実現に向け、今後も安全・安心・快適にご利用いただける施設整備を進めてまいります。
■新免税店について
<概要>
<ブランド紹介>
ジャパンブランドに特化した「ブランドブティック」エリアへの展開ブランドや、国内空港免税店での取り扱いが初となるブランドを紹介します。
ジャパンブランドに特化した「ブランドブティック」エリアへの展開ブランド
国内空港免税店初の取り扱いとなるブランドに加え、既存ブランドのブティック展開により、取扱商品を大幅に増やし、ブランドの世界観を体感いただける環境で、ジャパンブランドショッピングをお楽しみいただけます。
1.ISSEY MIYAKE
イッセイ ミヤケが展開する複数のブランドを取り扱う店舗。
「今までにないものを、人々の快適な日常のために」という同社の考えに基づく普遍的なものづくりに触れることができます。
2.KENZO (国内空港免税店初)
未来への準備のため、私たちは過去に目を向けます。アーティスティックディレクターのNigoはKENZOの新たな時代の幕開けとともに、メゾン創立当初から定着している価値観に再び焦点を当てます。日常生活の為に作られたデザイナーズファッションには、高田賢三の永遠の遺産である遊び心あふれる上品さが染み込んでいます。さらにKENZOは独創的な文化交換として、創始者のヘリテージであるポップなカルチャーとNigo固有のストリートのカルチャーとを紡いでいくかけ橋となります。Nigoのコンテンポラリーなデザインに対する直観を通し、KENZOは新しいビジョンを形作ります。それは「リアル・トゥ・ウェア」、つまり、ポストデジタルメンタリティーの真の欲求に基づいた本物のワードローブです。それは、ファッションに対する現実的なアプローチであり、「フォーマル」「カジュアル」「ストリート」といった従来のレッテルを超えて、現代の真のワードローブを構成する総合的な要素を支持するものです。KENZOの伝統的なコードを瞬時に理解し、創始者の「ジャングル」ファッションを簡潔で誰もが欲しくなるようなアイテムに変え、メゾンの歴史の中で培われた普遍的な魅力をさらに高めていく。そういった数々の変化を起こしていくのです。創始者と後継者の出会いの中で、KENZOの核心である過去に根ざした未来への型破りなファッションが増幅されるのです。
3.ONITSUKA TIGER
日本発のファッションブランド。
アーカイブのアイコニックな特徴を現代風にアレンジしたヘリテージスタイルを中心に、シューズ、アパレル、バッグなどのアイテムを展開。
4.PORTER
ポーター初となる免税SHOPです。
1935年にカバン職人の吉田吉蔵が立ち上げた吉田カバン。自社ブランド「ポーター」を1962年に発表しました。「一針入魂」をモットーに、日本製にこだわったバッグをつくり続けています。店内はホテルのロビーや客室、ライブラリーをイメージし、「PORTER」「POTR」「LUGGAGE LABEL」の世界観を表現していきます。
5.Maison MIHARA YASUHIRO (国内空港免税店初)
「メゾン ミハラヤスヒロ」は、デザイナー三原康裕が手掛けるファッションブランドで、1996年にシューズブランドとしてスタートしました。現在ではパリファッションウィークに参加し、メンズ・ウィメンズウェア、シューズ、バッグなど幅広いコレクションを発表しています。
空港への出店はブランド初となりますので、ぜひこの機会にお立ち寄りください。
国内空港免税店初の取り扱いとなるブランド
1.AESOP(コスメ)
イソップは1987年にオーストラリアのメルボルンで創業以来、何よりも効能を念頭に置いて製品を作り続けており、複雑で独創的な香りは、あくまでこの追求の過程で偶然に得られたものです。製品カテゴリーは、スキンケア、ヘアケア、ボディケア製品のほか、フレグランスやパーソナルケア、ホーム製品と多岐に渡り、倫理的基準と安全性を考慮しながら研究を重ねた、こだわりの植物由来成分と非植物由来成分を使用しています。イソップはB Corp認証企業であり、すべての製品や成分で動物実験を行っておりません。イソップのすべての製品はリーピングバニー認証を取得したビーガン(動物由来成分不使用)であり、PETA(動物の倫理的扱いを求める人々の会)のクルエルティフリーおよびビーガン企業リストに掲載されています。
2.OSAJI(コスメ)
健やかで美しい皮膚を保つためのスキンケアライフスタイルを提案する敏感肌ブランドOSAJI。福岡市内では初めてとなる常設店舗を免税エリアにオープンいたします。皮膚の構造や機能、そして、皮膚はどのようにして健康と美しさを保つのか。その一つひとつに真摯に向き合い、アレルギーに対してリスクのある成分は極力入れないようにしています。フェイシャル、ボディ、ヘア、メイクアップ、フレグランスを取り扱っています。
3.BALL & CHAIN(ファッション)
エコフレンドリーな生活への第一歩となるようにと願って誕生した「ボールアンドチェーン」。大切に使い続けたいと思え、普段のファッションにも馴染み、使うたびにワクワクするような、おしゃれなショッピングバッグを紹介いたします。
厚手の生地に刺繍でデザインを施したショッピングバッグは、耐久性にすぐれ、折りたたむとコンパクトになり持ち運びにも便利です。
普段の買い物はもちろん、エコなプレゼントとしてもおすすめです。
デザイナーやアーティストとのコラボレーションモデルをはじめとした豊富なデザインが魅力。
4.LACOSTE(ファッション)
ラコステ(LACOSTE)にとって、人生とは美しいスポーツ。
ラコステは、1933年に最初のポロシャツを制作して以来、ファッションとライフスタイルを牽引するブランドであり続けてきました。
創意で自らを開拓し続けることによって、偉大なる歴史とモダンさ、スポーツと日常の融合を受け継いできたラコステ。そのスタイルは、スポーツとフレンチエレガンスから着想を得たコレクションが持つ、アイコニックで現代的、そして都会的な魅力を通じて商品という形に昇華しています。ラコステのラインナップはラコステならではのノウハウを駆使した衣料品、革製品といったアイテムを取りそろえています。
5.MAISON KITSUNE(ファッション)
ジルダ・ロアエックと黒木理也が2002年パリで立ち上げたライフスタイルブランド「Maison Kitsune」は、ファッションブランドのほかカフェやミュージックレーベルを運営し、ユニークでインスピレーションに満ちた「Art de Vivre(暮らしの芸術)」を提供している。設立から22年間、多面的なブランドとして成長し続けることでグローバルでの影響力を広め、世界中に熱心なファンを獲得している。
6.MARIA BLACK(ファッション)
2010年デンマークのコペンハーゲンで設立。
コペンハーゲン生まれのMARIA BLACKは、美しさと芸術性を兼ね備えるというコンセプトの下、
他にはない独自のデザインでデイリーウエアがワンランクアップするアーバンジュエリー。
最新作のOSLOコレクションは、オスロの都会とアウトドアのライフスタイルを、シームレスに融合させたコレクションです。
雪景色からインスパイアされたソフトで丸みのあるフォルムが各アイテムに落とし込まれています。
7.聖林堂(ファッション)
『聖林堂』という店名は、私たちのルーツである『HOLLYWOOD RANCH MARKET』に由来しています。「聖林」という言葉は、英語の「ハリウッド」を漢字で表現したもので、「異なる文化や価値観を融合させ、新しい世界観を生み出す」という願いを込めています。また、「堂」には、「日本のおもてなしの心で、お客様を迎え入れる場所」という意味を込めました。『聖林堂』では、「BLUE BLUE」や「BLUE BLUE JAPAN」、「Stretch Fraise(R)」など、私たちの理念と想いが詰まったオリジナルブランドをお届けします。
▼ 取扱ブランド一覧
※ 取扱ブランドは今後変更となる可能性がございます。
<内装コンセプト・環境演出>
「交易都市 FUKUOKA」
緩やかな川の流れに沿って続く福岡の街の風景を切り取った空間。
旅の思い出を振り返り、旅立つ前の最後の発見をする場所。
「YAGURA」エリア
八女提灯・博多織・酒樽から成る高さ8.7mの大型櫓を設置し、福岡らしさ・日本らしさを演出。
■到着免税店について
福岡空港で初めてとなる実店舗での到着時免税制度※1による到着免税店をオープンします。
洋酒や煙草に加え、ハイネマンアジアパシフィック社とのパートナーシップのもと世界的に人気の高いTWG TeaとBACHA Coffeeの取り扱いを開始します。
※1 到着時免税店において購入する物品(外国貨物)について、携行品免税制度※2の対象として関税等が免除されます。
※2 旅客が海外で購入した物品を携帯して入国する際に、関税等を一定の範囲で免税する制度。
到着免税店配置図(2025年3月28日以降)※3月19日~3月27日も到着免税店の場所は変わりませんが、エスカレーターの位置が異なります。
イメージ図
取扱商品の紹介
1.TWG Tea(ティー)
シンガポール発のラグジュアリーティーブランドで、厳選した茶葉と上質な素材を使用し、数多くの個性的なオリジナルブレンドティーをご用意しております。日本には、2010年にTWG Tea海外第1号店として自由が丘に店舗をオープン。東京、神奈川、名古屋、大阪の9店舗でTWG Teaの商品をお求めいただけます。TWG Teaのお茶は現在、日本国内の数多くのラグジュアリーホテルの客室やラウンジ・レストランでご利用いただいております。
2.Bacha Coffee(コーヒー)
バシャコーヒーは1910年にマラケシュ に設立されました。アラビカ種100%を専門に扱っており、お客様に最も高評価を得ている生産国35カ国以上の最高品質のアラビカコーヒーを味わっていただきながら、その一杯を通して世界中を旅するユニークな機会を提供しています。オリジナルのブレンドやフレーバーコーヒー、デカフェコーヒーも、品質や風味を損なうことなくコーヒー好きの方々に幅広い選択肢をご用意するために、アラビカ豆のみを使用しています。
■(参考)福岡空港国際線ターミナルビル等増改築工事 施設整備スケジュール
2022年5月 着工
2023年2月 国際線立体駐車場オープン
2023年6月 カードラウンジ「ラウンジTIMEインターナショナル」リニューアルオープン
2023年12月 北側コンコース延伸(搭乗待合室増床、PBB増設)
2024年5月 自動手荷物預け機導入、自動チェックイン機増設
2024年9月 航空会社ラウンジ「ラウンジ福岡」リニューアルオープン
2024年12月 アクセスホール、内際連絡バス専用道(国際線側)オープン
2025年3月 グランドオープン(保安検査場・出入国検査場拡張移転、免税店・フードコートオープン)
2025年11月 商業テナント等の拡充(既存施設内部改修)