博多のぽんプラザホール(福岡市博多区祗園町)は8月20日より、開館10周年を記念して「福岡・九州地域演劇祭」を開催する。
2000年に開館し今年9月1日で10周年を迎える同ホール。同祭は「地域演劇の活性化につなげたい」(ホールマネジャーの本田範隆さん)と企画された。期間中、九州大学、西南学院大学、福岡大学など7大学の演劇部や、福岡を拠点に活動する地元劇団など約40団体が参加し、9月8日までに全7公演を行う。
会場はほかに、あじびホールやパピオビールームなども予定。「旅行者も複数の作品が見られるように」と2劇団が別会場で同日に公演を予定するなど、上演日程を重ねた。本田さんは「福岡を代表する劇団の作品を見てもらい、福岡演劇シーンを盛り上げたい」と話す。
6月19日・20日には地元劇団のメンバーらが参加し、「福岡の劇場」をテーマにしたパネルトークも行う。
上演プログラム・入場料などは演劇祭の公式サイトで確認できる。