福岡アジア美術館(福岡市博多区下川端3)あじびホールで1月25日、九州都市景観フォーラム「メインストリートの都市デザイン」が開催された。
当日は、「街路から広がるまちづくりと都市デザイン」をテーマに大阪大学名誉教授の鳴海邦碩さんが基調講演を行い、他県の事例などを紹介。そのほか、「風格ある都市空間を目指して~福岡のメインストリートを考える~」をテーマに九州大学教授・坂井猛さん、九州大学大学院工学研究院助教・梶田佳孝さん、福岡アジア都市研究所研究主査・山下永子さん、WeLove天神協議会事務局次長・木本博さんらによるパネルディスカッションも行われた。
パネルディスカッションでは「福岡はスケールから見て暮らしやすい街。アジアの雰囲気も街づくりに取り入れると良いのでは」(鳴海教授)、「女子目線での立ち止まらせる仕掛けがたくさんあるストリート作りが必要」(山下さん)など、さまざまな意見が飛び交った。