山岳写真同人会が40周年記念展-銀塩フィルムで大自然の魅力とらえる

神秘的な瞬間をとらえた写真も多く、色とりどりで雄大な自然の写真が数多く展示されている。

神秘的な瞬間をとらえた写真も多く、色とりどりで雄大な自然の写真が数多く展示されている。

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 山岳写真の有志が集まった「山岳写真同人四季」は、富士フィルムフォトサロン福岡(福岡市博多区住吉3)で創立40周年を記念した写真展を行っている。

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 同会は1968年に「山岳写真同人」として35人でスタート。現在では首都圏を中心に全国で約120人の会員を持ち、年に1~2回写真展を行うほか写真集も出版している。今年は創立40周年で、写真展も第30回の節目に当たることから、初の全国縦断の写真展を行っている。

 同展では、「山稜・天空・雪景(せっけい)・花木・水明」の5つのテーマで、日本の山岳風景を表現。75人の75点が展示されている。平均年齢50代半ばの同会メンバーが、十数キロにも及ぶ機材を持って標高3,000メートル級の山の景色を撮影したものもあり、色とりどりでダイナミックな作品が並ぶ。

 「山の懐に入ることは油断大敵で危険も多いが、大変な分だけとても楽しい。美しく雄大な山々の空気を感じれば、都会のちっぽけな悩みなど吹き飛んでしまう」と同会代表の宮崎典代さん。撮影された写真はすべて銀塩フィルムで撮影されており、色加工などは一切していないという。「フィルムの持つ深い色合い、表現力もご覧いただきたい」と話す。

 開催時間は9時~17時30分(最終日は15時まで)。入場無料。17日まで。

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