劇団四季、福岡シティ劇場で「ウェストサイド物語」上演へ-18年ぶり

福岡では実に18年ぶりの公演。約1カ月のロングラン公演を予定している。(撮影:荒井健)

福岡では実に18年ぶりの公演。約1カ月のロングラン公演を予定している。(撮影:荒井健)

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 劇団四季は6月24日、福岡シティ劇場(福岡市博多区住吉1)で今秋「ウェストサイド物語」を上演すると発表した。福岡での同作上演は1991年以来、18年ぶり。

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 昨年1月に開幕し、現在上演中の「ライオンキング」は、8月30日に千秋楽を迎えることが決定しており、次回公演に注目が集まっていた。「ウェストサイド物語」は今年4月から全国ツアーで各地を巡演しており、9月6日にいったんツアーを終えた後、福岡入りとなる。福岡での上演は、同様に全国ツアーで開催されたメルパルクホール福岡(2007年閉鎖)での1991年の上演以来、18年ぶりとなる。

 物語は「ロミオとジュリエット」の舞台設定をニューヨークに置き換え、人種の違いに巻き込まれる男女の悲恋を描いたもの。1957年にブロードウェーで初演、1961年には映画化され大ヒットとなった。劇団四季での初演は1974年で、以来1,100回以上の公演を数える代表作でもある。2007年にはアメリカから作品公認の振付師を招聘(しょうへい)し、ダンスや演出も見直しているという。

 四季の担当者は「耳なじみの深い名曲と、映画とは違う迫力や臨場感、今も色あせない舞台を楽しんでいただければ」と話す。

 公演期間は9月21日~10月25日を予定。料金は、S席=9,000円、A席=7,000円、B席=5,000円、C席=3,000円。一般発売は7月26日から。

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