新幹線博多駅・東改札口リニューアル-店舗は博多織のイメージカラー採用

改装された東改札口。ガラス張りの有人改札(写真左)のほか、出入口を赤・青・黄色の電飾で彩る。

改装された東改札口。ガラス張りの有人改札(写真左)のほか、出入口を赤・青・黄色の電飾で彩る。

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 九州新幹線の全線開通に向け、全面建て替えが進められているJR博多駅で6月6日、改装が進められている新幹線の改札口の一部がリニューアルを終え、コンコース内にリニューアル1店舗目となる「おみやげ市場」もオープンした。

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 利用がスタートされたのは山陽新幹線の東改札口で、従来15・16号車付近にあったエスカレーターは12号車付近とやや中央に移設された。駅職員が常駐するカウンターは全面ガラス張りで、車いすなどに配慮した形になっているほか、コンコース内には男女別の多目的トイレやパウダールーム(女性)、授乳室も新設されている。また、床は御影石、改札のカウンターに大理石を使用している。

 コンコース内は黒と茶を基調とした落ち着いたデザインになっているほか、1部改札外の通路部分は完全に改札口内となり、コンコース内のリニューアル1号店となる「おみやげ広場」を同日オープン。江戸時代、幕府に献上した博多織の原点である「博多織五色献上」の紫・青・赤・黄・紺の色のうち青を店舗のイメージカラーにしている。今後順次オープンする物販店舗の色もいずれかの色を割り当て、コンコース内を彩る予定。

 JR西日本によると、今回の工事は昨年6月からスタートしており、総事業費は105億円。今後天井吊り下げ式の電光掲示板についても壁面などに移設し、頭上空間にも配慮するという。また中央改札口、みどりの窓口を1階に移設する予定。

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