博多の森に伊達公子選手登場、観客との対戦も-福岡国際女子テニス

抽選で選ばれた一般の女性と対戦するクルム伊達公子選手(左)と土居三咲選手

抽選で選ばれた一般の女性と対戦するクルム伊達公子選手(左)と土居三咲選手

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 東平尾公園・博多の森テニス競技場(福岡市博多区東平尾公園1)で5月6日、福岡国際女子テニスの本戦が開幕し、ダブルス1回戦で、復帰第2戦目となるクルム伊達公子選手が登場した。

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 伊達さんは4日まで岐阜で行われたカンガルーカップ国際オープンでもシングルス準優勝、ダブルスは優勝するなど、12年ぶりの現役復帰にも関わらず大活躍。当日はゴールデンウィーク最終日ともあって、入場チケットのほかにも整理券が配られるなど、同競技場センターコートは伊達選手を一目見ようと約3,500人が観戦に訪れた。

 試合は1時間30分を超える大接戦。17歳の土居美咲選手と組んで7-6、5-7、スーパータイブレーク6-10でアリソン・バイ、ニコール・クリッツ組(オーストラリア)に惜しくも敗れた。

 試合後はそのまま会場で抽選が行われ、応募した約60組のうちから2組の一般女性ダブルスが選ばれ、クルム伊達・土居ペアとミニゲームで対戦。会場からは試合と同様、大きな歓声に包まれた。イベント後、伊達さんは「テニスというスポーツの楽しさを少しでも広げていけたら」と話した。

 大会は11日まで行われ、伊達選手は7日からシングルスにも出場。大会期間中はプロコーチのレッスンやラケットの試打会も行われ、最終日には地元女子高のマーチングバンドの演奏やサインボールのプレゼントも行われる予定。

 会場では期間中通しの当日券(1,000円)を販売。なお、11日のシングルス決勝は、東平尾公園の各競技場で、アビスパ福岡の試合や陸上大会が行われるため、九州テニス協会は「公共交通機関でご来場いただきたい」と話している。

ファンの声援に応えるクルム伊達選手(関連画像)アビスパ福岡選手の食事をメニュー化-レベスタに出店(博多経済新聞)テニスプレーヤー育成「TEAM自由が丘」選手を募集(自由が丘経済新聞)伊達公子オフィシャルホームページ九州テニス協会

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