博多駅のバスターミナルビル、福岡交通センター（福岡市博多区博多駅中央街）は6月1日～3日、10周年企画として「20％チケットバックキャンペーン」を行う。

　バス利用客や地下鉄・地下街とも連結する利便性から、幅広い客層が利用する同センターは、1999年に開業。今年5月中旬には博多駅構内のデイトス商店街がリニューアルのため完全閉店しているほか、新駅の工事や耐震補強工事で、地上の駅通路は博多口・筑紫口とも変更・集約され、「利用客には一部戸惑いもあるようだ」と同センター営業部の梅本真吾さん。4月中旬にも同様のキャンペーンを行い好評だったことから、今回は還元率を上げて実施する。

　同24日からは、地下1階「バスチカ商店街」と8階の飲食街の約15店舗が限定メニューを提供する「ワンコインランチ」を踏まえた「ツーコインフェア」を夕食時間帯にスタートするほか、5階のイベントスペースで「QUICK BEAUTY フェース＆ボディーフェスタ」としてエクステ、ネイルコーナー、フェーシャルエステ、ボディーエステなどの美容イベントを6月上旬から予定する。

　梅野さんは「デイトスの一時閉店で寂しい部分もあるが、その間もセンターをはじめ、（駅構内の）マイング名店街や、大きく言えば博多駅全体として盛り上がるきっかけになれば」（同）と話す。

　期間中、地下1階「バス地下商店街」の全26店舗で合計2,500円ごとの利用で、500円分のチケットを進呈。チケットはエステや眼科を除く地下1階～9階の全館で利用できる。有効期限は6月末まで。7月以降も毎月1～3日に同様のキャンペーンを行う予定。