村上隆さん初期作品-キャナル開業キャラ「DOBくん」が13年ぶりに里帰り

約5mの巨大バルーンがエントランスでお出迎え。(C)1996 Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co.,Ltd. All Rights Reserved.

約5mの巨大バルーンがエントランスでお出迎え。(C)1996 Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co.,Ltd. All Rights Reserved.

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 キャナルシティ博多(福岡市博多区住吉1)のメーンエントランス「クリスタルキャニオン」に5月1日、同施設の開業キャラクターである「DOBくん」が13年ぶりに展示された。

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 1996年4月に運河を中心とした複合商業施設として開業し、注目を集めた同施設の開業告知キャラとして使われた「DOBくん」は、そのユニークな施設を体現するキャラクターで、村上隆さんの初期の代表作品(作品名は「Chaos」)の一つ。直径約5メートルのバルーンのインスタレーションで、笑っていて怒っている多面性を表現し、当時のCMや広告、ポスターやノベルティーなどでに広く使われた。

 村上さんの作品展などでニューヨークをはじめとした世界各国を回った同作品が、13年目を迎えた同施設で、開業時と同じエントランスで、GWでにぎわう同施設のエントランスで利用客を迎える。

 誕生祭として連日多くの家族連れや利用客らでにぎわう同施設。2日からは「キャナルサーカス2009」の連休後半の目玉として、空中ブランコやジャグリング、アクロバットなどのスペシャルステージを展開するほか、缶バッジやサンバイザーのワークショップも開く。

 作品の展示は5月31日まで。キャナルサーカス=12時~(1時間置きに演目が変わる)、プレミアムナイトステージ(全パフォーマー出演)=19時~。ワークショップ=各日12時~。ともに6日まで。

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