博多座(福岡市博多区下川端町)で4月4日に開幕するミュージカル「レイディ・ベス」に出演する有澤樟太郎さんと松島勇之介さんが2日、福岡を訪れ公演や作品への思いを語った。
同作は、16世紀英国の女王・エリザベス1世の半生を描いた歴史ロマン大作ミュージカル。脚本・歌詞は「エリザベート」「モーツァルト!」などを手がけたミヒャエル・クンツェさん、音楽・編曲は、同じく同作を手がけたシルヴェスター・リーヴァイさん、演出・訳詞・修辞は宝塚歌劇団の小池修一郎さんにより作られ、2014(平成26)年に帝国劇場で世界初演を迎えた。以降、2017(平成29)年に再演、2022年にはスイスでも上演し、今回、国内では8年ぶりの上演となる。今年2月9日~3月27日に日生劇場(東京都千代田区)で上演し、博多座には2014(平成26)年以来12年ぶりに登場。5月には御園座(名古屋市中区)での上演も予定する。
主人公・レイディ・ベス役を奥田いろはさん・小南満佑子さん、吟遊詩人のロビン・ブレイク役を有澤樟太郎さん・手島章斗さん、ベスの異母姉・メアリー・チューダー役を丸山礼さん・有沙瞳さん、スペイン皇太子のフェリペ役を内海啓貴さん・松島勇之介さんが、それぞれダブルキャストで演じる。
自身が演じるロビン・ブレイクの役どころについて、有澤さんは「自由で、心のキャパシティーも広くて、包容力があるキャラクター。森の中のシーンもあるが、おとぎ話に出てくるようなメルヘンなイメージではなく、少し野性味のあるキャラクターにしたかったので、体を鍛えたりした」と話す。ベスとのシーンについては、「ベスとロビンが恋に落ちるので、お客さまをどれだけキュンキュンさせられるかをやりがいに頑張っている」と笑顔を見せた。
作品について、松島さんは「エリザベス1世は強い清らかな女性という印象があるが、人間味のあるエリザベス1世など、きれいなところだけではない裏側の部分まで見せるのが今回のレイディ・ベス。一人一人の心のやり取りや、すてきな曲の数々は見どころ」と話す。
博多座への出演は3度目となる有澤さん。博多の街について、「大好きな街。劇場も素晴らしいし、商店街を歩けばレイディ・ベスのポスターが貼ってあり、街を挙げて歓迎してくれていると感じて、温かい気持ちになる」と笑顔を見せた。福岡出身の松島さんは「生まれ育った街にレイディ・ベスで帰って来られたことを誇りに思う。何か一つでも成長した姿を福岡で見てもらえたら。東京の稽古場から積み重ねてきた熱量を福岡で爆発させて、熱いものを届けたい」と意気込みを見せる。
公演は4月13日まで。チケットは、A席=1万5,500円(土曜・日曜・千秋楽=1万6,000円)、B席=1万500円(同=1万1,000円)、C席=5,500円(同=6,000円)。