福岡空港国際線旅客ターミナルビル3階の搭乗待合室内の商業エリアが拡充し12月5日、新たに物販店13店がオープンした。
福岡国際空港が2022年5月から進めている「福岡空港国際線ターミナルビル等増改築工事」の一環。これまでに立体駐車場の整備や北側コンコースの延伸、自動手荷物預け機の導入、アクセスホールの整備などを行い、今年3月28日には出国審査場と保安検査場の移転拡張、免税店エリアの移転拡張、フードホールの新設などが完了している。今回は、搭乗待合室内の旧出国審査場跡地周辺の商業エリアを拡充し、搭乗直前の旅客ニーズやインバウンド需要に対応する物販ゾーンとして、食品、キャラクター雑貨、家電、伝統工芸品、衣料品などを扱う13店が新たに出店した。
九州初出店は6店で、ドライヤーやシェーバーなどの家電製品、カメラ、ゲームなどをそろえる「Air BicCamera(エアビックカメラ)」、スクイーズ専門店の「MOOOSH SQUISHY(モッシュスクイーシー)」、キャラクター雑貨や玩具を扱う「エンスカイギフトショップ」、和雑貨や漆器を取り扱う「天正堂・TENSHODO」、バタースイーツブランドの「ButterButler(バターバトラー)」、日本の加工食品や菓子、酒などを販売する「もっとNIPPON!」。
このほか、博多織の雑貨を扱う「HAKATAORI SANUI」、文房具や革小物をそろえる「伊東屋」、チョコレートブランドの「XXOCOA(ショコア)」、和洋菓子・米菓を販売する「宗家源吉兆庵」、国産蜂蜜を使った洋菓子を展開する「BUTTER&bee」、衣料品「ユニクロ」、コンビニエンスストア「セブン-イレブン」が並ぶ。
同社経営企画本部国内施設開発推進部リーシング課三浦千明課長は「福岡・九州の名品を海外の方に知ってもらうきっかけになれば。出発直前までゆっくり買い物を楽しんでもらいたい」と話す。
今月20日には、搭乗待合室の内装改修やロビーチェアの増設、充電設備の拡充を行い、「福岡空港国際線ターミナルビル等増改築工事」が全て完了する予定。