「かき小屋inベイサイド」(TEL 092-263-0556)の営業が10月31日、ベイサイドプレイス博多(福岡市博多区築港本町)で始まった。
同施設の冬の風物詩となっている「かき小屋」は、「都心部にいながら海が見えるロケーションで、気軽にカキを食べてほしい」と2012(平成24)年1月に始まり、今年で15回目。海側の屋根付きの野外施設「ベイサイドキャノピー」に約60席を設け、カキをメインに、シーフードや肉などを炭火で焼いて、バーベキュースタイルで楽しむことができる。
メニューは、カキ(1盛り10個前後=1,430円)、カキ1盛りにサザエ、ホタテまたはヒオウギ貝を盛り合わせたセットメニュー「湾岸A」(2,900円)、カキ2盛りにサザエ、ホタテまたはヒオウギ貝、エビ、焼き鳥を盛り合わせたセットメニュー「湾岸B」(8,500円)、カキやサザエ、エビ、豚バラや鶏ももなどの串、手羽先、焼きおにぎりなどに90分の飲み放題を付ける「宴会コース」(6,500円)のほか、専用の缶にカキや魚介類を詰め込んで、そのままじか火にかけて蒸し焼きにする漁師料理「ガンガン焼き」(2,500円~)などを準備する。カキは時期によって産地が異なり、唐津産を中心に、津屋崎産(12月~)などの提供を予定している。炭代は1人380円(宴会コース以外)。このほか、今年からの新メニューとして、「アジの姿造り」(1,320円)や明太子(めんたいこ)1本をトッピングしたグラタン「明太グラタン」(980円)、「バター香るきのこのホイル焼き」(450円)なども提供する。
横山啓天店長は「昨年初めていけすを設置したところ、活(い)き海鮮が大変好評だった」と話し、今年も店内にいけすを設け、北海道産の「活きホタテ」(1枚880円、2枚1,430円)や「活きほっき貝」(同770円、同1,210円)のほか、「活きハマグリ」(同1,100円、同1,870円)、「活き車エビ」(1尾900円、2尾1,650円)などをそろえる。入り口でジャンパーも貸し出す。
横山店長は「今年は新メニューも増やし、海鮮や肉、一品メニューも豊富に取りそろえている。長期間の出店になるので、何度でも楽しんでもらえるよう、順次、メニューも追加していく予定。この機会に足を運んでもらえたら」と呼びかける。
営業時間は11時~22時。来年3月1日まで(1月1日・2日は休み)。