
企画展「ふくおかのりもの展 2025」が現在、福岡県庁11階「福岡よかもんひろば」で開催されている。
子どもたちに県内の公共交通の魅力を伝え、興味をもってもらうことを目的に、2018(平成30)年から開催している同展。8年目となる今年は鉄道とバスに関連した展示を中心に展開し、子どもたちがバスや鉄道に関する仕事に就きたいというきっかけとなり、将来の鉄道・バスの運転士不足の解消につなげることを目指す。
南棟の企画展示室では、県内を走る電車・バス・モノレール・新幹線・飛行機の模型をはじめ、電車が動く仕組みや運転士の仕事内容などを紹介するパネル、西鉄バスの運転手の勤務風景の写真などを展示する。西鉄バスや筑豊電気鉄道、北九州モノレールなど7社の制服も展示し、子ども用の制服は写真撮影用に貸し出す(受付時間は10時~15時)。8日10時からは、西鉄バスの乗務員によるトークイベントを開く。
北棟のショップでは、甘木鉄道の車両をデザインしたペーパークラフト(各200円)や、西日本鉄道の「新オープントップバスプルバックカー」(各1,980円)、交通各社の電車やバスをデザインしたキーホルダーなどのグッズを販売。カフェでは期間中、「新幹線キッズランチ」(700円)を提供する。
福岡県企画・地域振興部交通政策課の上谷恵さんは「お子さまに興味を持ってもらえる内容になっているので、来場してもらえたら」と呼びかける。
開場時間は8時30分~17時15分。新幹線キッズランチの提供時間は11時30分~14時。土曜・日曜・祝日休場。入場無料。9月26日まで。