熊本・阿蘇の草原の保全をテーマにしたイベント「SAVE the ASO 草原とアートの融合」が1月15日、博多阪急(福岡市博多区博多駅中央街)1階メディアステージで始まった。
阿蘇草原の面積が100年前と比べて減っているという実情を知ってほしいと、博多阪急が企画した。昨年1月に初めて開催し、今回が2回目となる。
会場では、阿蘇の草原の状況や草原の保全活動などを紹介するパネルを展示するほか、阿蘇のショップ8店が出店。出店店舗は、阿蘇の地下水を飲んで育った牛の牛乳などを販売する「阿部牧場」、熊本県産の牛乳と卵を使ったプリンを販売する「ASO TERRACE」、ベーコンやハムを製造する「ひばり工房」、器とコーヒーを販売する「サンノポタリー」など。アーティスト・Kai Nobuyukiさんのアート作品も展示販売し、売り上げの一部は阿蘇の草原の保全活動に寄付する。
期間中、阿蘇のススキを使った「ミニほうき作り」のワークショップ(参加費550円)を行う。19日~21日の10時~17時には「阿蘇の新米つかみどり」(先着50人、同500円)も予定。18日13時には熊本県営業部長兼しあわせ部長の「くまモン」が来場する。
同イベント企画担当の江河和春さんは「阿蘇の草原の現状を知らない人が多いと思う。イベントを通して、阿蘇のものを食べて、見て、知って、楽しんでもらえたら」と話す。
開催時間は10時~20時(最終日は18時まで)。今月21日まで。