
博多座(福岡市博多区下川端町)で10月8日、「博多座25周年イヤー記念セレモニー ヤマトタケル初日鏡開き」が行われた。
「博多座25周年イヤー記念セレモニー ヤマトタケル初日鏡開き」に登壇したヤマトタケルの出演者4人
「芸どころ・博多」のシンボルとして1999(平成11)年5月に開場し、今年25周年を迎えた博多座。今年9月末時点で、累計来場者数は約1140万人を突破。同日初日を迎えたスーパー歌舞伎「ヤマトタケル」の出演者らを招いて執り行われた鏡開きには、出演者の中村隼人さん、市川團子さん、中村壱太郎さん、中村米吉さん、同社の安孫子正会長、同・大坪潔晴社長、上川端振興会組合の正木研次理事長、博多リバレイン管理の和田亮社長が登壇した。
同公演に出演する4人は、公演に向けての意気込みを語った。隼人さんは「今年2月に東京で始まり、博多座が集大成。作品の持つパワーに負けないよう、1カ月間必死に努めたい」、團子さんは「母が福岡出身で、自分も福岡生まれということで、集大成の舞台を博多座で行えて本当にうれしい。一生懸命頑張りたい」、壱太郎さんは「博多座のヤマトタケルのテーマは『集結せよ』。たくさんの上演パターンがあるので、一度だけではなく2度、3度と来てもらえたら」、米吉さんは「次はいつ上演するか分からないので、見逃さないでほしい。博多座25周年という記念すべき年、悔いのないよう、良い公演にできるよう努めたい」と、それぞれ意気込んだ。
安孫子会長は「これまでのご愛顧に感謝を申し上げたい。ヤマトタケルは、二世市川猿翁さんが歌舞伎の古典に負けない現代の歌舞伎を作ろうと、1986(昭和61)年に上演したスケールの大きい壮大な芝居。この令和の時代に、ヤマトタケルの精神を皆さんに届けられたら」、大坪社長は「25周年の節目を迎えることができた。これから次の25年、50周年を目指して、皆さまに楽しんでもらえるさまざまな演目をそろえ、届けていきたい」と話す。