福岡空港国内線の新立体駐車場が4月16日、オープンする。
国内線旅客ターミナルビル前にオープンする同施設は、8層9段構造で、高さ約27メートル、延床面積は約4万5000平方メートル。収容台数は、従来の864台から約2倍の1617台に増加する。現在の駐車場は15日で閉鎖になる。
外装デザインは、国立競技場などを手がけた建築家・隈研吾さんが監修し、福岡の伝統工芸「博多織」をモチーフにしたという。外観は、同空港の頭文字でFを模した。各フロアのエレベーターホールなどにカラーリングを施すほか、福岡にゆかりのあるイラストも施す。イラストの絵柄は、1階が福岡市指定無形民俗文化財の博多仁和加(にわか)、8階にはご当地グルメのラーメンなどを採用した。
オープン日から駐車場料金を改定する。30分毎の基本料金は250円(旧料金は200円)。24時間ごとの最大料金は、通常期=3,500円(同2,400円)、多客期=4,500円(同3,400円)。