とんかつ専門店「とんかつわか葉 筑紫口店」(福岡市博多区博多駅東2、TEL 092-402-2900)がオープンして1カ月がたった。
とんかつ専門店「とんかつわか葉 天神本店」(中央区天神1)、かつ丼専門店「とんかつわか葉 2号店」(今泉1)に続く3店舗目。店舗面積は124平方メートル、席数は、カウンター席、テーブル席、掘りごたつの御座敷席合わせて50席。7月11日にオープンした。店長の佐藤聖さんは「インバウンド(訪日客)の需要も高まり、博多エリアに出店を考えていた」と話す。1人でも入りやすくゆっくり食事してもらいたいと、木を中心とした内装で、BGMにはジャズを流すなど、落ち着いた雰囲気を演出しているという。
低温調理で火が入りつつも肉は薄いピンク色の白いとんかつが特徴。生パン粉は、食パン専門店「パン屋むつか堂」(薬院2)に特注している。テークアウトやデリバリーでの弁当販売も行う。
メニューは、うまみが強くやわらかいという鹿児島産の「夢幻豚」を使った「ロースカツ定食」(1,950円)、さっぱりした味わいという沖縄産の「琉香豚」を使った「ヒレカツ定食」(2,030円)などのほか、米国産の豚肉を使った「カツ玉丼」(1,100円)や「厚切りカツカレー」(1,400円)、平日限定で「ランチロースかつ定食」「ランチヒレかつ定食」(以上1,200円)もそろえる。定食には、ご飯、みそ汁、漬物、大根おろし、ポテトサラダを付ける。夏限定のメニューで、冷たいだしをかけて食べる「冷やしカツ丼 ひつまぶし風」(1,500円)も同店先行で準備する。ドリンクは、ビールやハイボール、レモンサワー、ソフトドリンクなどをそろえる。
佐藤さんは「博多エリアの人や近隣で働く人にも味わってもらいたい。低温で調理するため通常は提供に15分ほどかかるが、ランチ時はピークタイムに合わせて揚げ置きするなど、すぐ提供できるように工夫している」と話す。
営業時間は、11時~15時、17時~21時30分。日曜定休。