日本酒を楽しむイベント「酒蔵 de 冷(ひや)ガーデン~大人の夏まつり~」が8月9日・10日、造り酒店「石蔵酒造」の「博多百年蔵」(福岡市博多区堅粕1)で開催される。
「博多の地酒と博多百年蔵をより身近な存在として感じてもらいたい」と2015(平成27)年から行っているイベントで、今年で7回目となる。今年は博多百年蔵の改修工事「令和の大改装」を5月から8月初旬までの予定で行っており、蔵のお披露目も兼ねる。同社専務の石蔵利憲さんは「会社帰りに立ち寄られる方が多く、最近は若い方も多い。2日間で1500人程度の来場を見込んでいる」と話す。
「しぼりたて吟醸酒」「しぼりたて純米酒」、「ふくおか夢酵母」で作った「にごり酒」、スパークリング清酒「あわゆら」など11種類の酒の提供を予定するほか、日本酒を使ったカクテルや、ノンアルコール甘酒、ソフトドリンクも準備する。
このほかフードコーナーでは、「西門蒲鉾(かまぼこ)」をはじめ、「酒粕(かす)カレー」や唐揚げなどを販売する。
石蔵さんは「博多百年蔵にとって地域の方との交流ができる大切なイベント。中庭や酒蔵の雰囲気も『令和の大改装』を経て、さらに良くなったと自負している。おいしい酒やおつまみも用意しているので足を運んでもらえれば」と話す。
開催時間は17時~21時。料金は1,000円(チケット10枚、専用カップ付き)。浴衣での来場者にはドリンクを1杯無料で振る舞う。