博多座4月公演舞台 「キングダム」に出演する三浦宏規さん、高野洸さん、小関裕太さん、牧島輝さんが3月8日、福岡を訪れ公演について意気込みを語った。
同舞台は、佐賀県出身の漫画家・原泰久さんが手がける漫画「キングダム」を舞台化したもの。「キングダム」は2006(平成18)年に「週刊ヤングジャンプ」で連載が始まり、コミックス既刊67巻の累計発行部数は9500万を突破。これまでにアニメ化や映画化もされている。同舞台は今年2月に帝国劇場で初上演され、3月の大阪公演を経て、博多座で上演する。
物語は、紀元前の中国・春秋戦国時代を舞台に、主人公の少年・信(しん)が、王都を追われた若き秦王・エイ政(エイは亡の下に口、下に月、女、訊のつくりを横に並べる)と共に、王都を奪還し「中華統一」を目指す様子を描く。主人公・信役を三浦宏規さん・高野洸さん、秦王・エイ政役を小関裕太さん、牧島輝さんのダブルキャストで演じる。小関さんと牧島さんは、信の友人・漂も演じる。
舞台の見どころについて、メインキャスト4人がそれぞれの視点で思いを語った。三浦さんは「殺陣が見どころ。客席から見ても手に汗握るような、自分も戦闘に加わっているような感じになってもらえると思う」、高野さんは「舞台美術に注目してもらいたい。奥行きの深い劇場を広く使い、いろいろなセットを使った大迫力の演出で面白いと思う」、小関さんは「音楽が素晴らしい。生演奏が繰り広げられ臨場感がある」、牧島さんは「スケール感に注目してほしい。話も大きく、役者陣の熱量もあり、どんどん空間が広がっているように感じられるのが魅力」。
公演に向けて三浦さんは「福岡の皆さんに認知してもらいたい。皆さんを絶対に裏切らない作品を作りたいと思っているので、楽しみにしてもらえたら」、高野さんは「博多にお住まいの方、九州にお住まいの方は博多座に集まってもらいたい。生で、今しか見られないものを見に来てもらえたら」と呼びかけた。
公演期間は4月2日~27日。チケットは、A席=1万5,000円、B席=1万円、C席=5,500円。