アミュプラザ博多(福岡市博多区博多駅中央街)8階「MARUZEN博多店」が3月3日、リニューアルオープンした。
2011(平成23)年の「JR博多シティ」開業に合わせてオープンした同店のリニューアルは初。イベントスペースを1カ所から2カ所に増やしコミックのゾーンを増床した。同店を運営する「丸善ジュンク堂書店」(東京都中央区)がプロデュースする「EHONS HAKATA(エホンズハカタ)」を店内に新設。「EHONS」は、「絵本の世界を楽しむことができる空間」をコンセプトに、絵本の世界をモチーフにしたオリジナルグッズを企画・販売する。東京、大阪の「EHONS」に続く3店舗目で九州初出店。リニューアルは、イベントスペースや「EHONS HAKATA」で展開するグッズをきっかけに本への入り口を広げ、本のファンを増やすことが狙いという。
「EHONS HAKATA」の売り場では、絵本のキャラクターや図柄などをモチーフにしたオリジナルグッズと絵本など約400点をそろえる。キューライスさんの絵本「ドン・ウッサ」シリーズをモチーフにした「EHONSオリジナル 一筆箋」(440円)や「EHONSオリジナル クリアファイル」(385円)、せなけいこさんの絵本「めがねうさぎ」シリーズをモチーフにした「EHONSオリジナル 油性ボールペン」(880円)、柴田ケイコさんの絵本「パンどろぼう」シリーズをモチーフにした「EHONSオリジナル ハンカチーフ」(1,760円)などを用意する。
第二売場長の徳永圭子さんは「絵本の世界を、子どもと一緒に大人も楽しんでほしい。子ども時代の記憶がよみがえったり、当時とは違った気持ちを発見したりと、絵本をもう一度手に取るきっかけになれば」と期待を寄せる。
営業時間は10時~20時。