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博多に食とエンターテインメントの融合施設「010 BUILDING」 イマーシブシアターなど

「010 BUILDING」外観(イメージ)

「010 BUILDING」外観(イメージ)

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 食とエンターテインメントを融合した複合施設「010 BUILDING(ゼロイチゼロ ビルディング)」(福岡市博多区住吉1)が12月1日、オープンする。

「THEATER_010」(イメージ)

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 「Zero-Ten」(博多区祇園町8)が手がける複合施設「010 BUILDING」。地上3階建てで、観客と出演者が一緒にショーを作り上げる体験型エンターテインメントの「イマーシブシアター」や、ショーを見ながら楽しめるバー、レストランを備える。コンセプトは「あなたの心を動かす、新しい鼓動を、この街に。」とし、福岡の街に、新しい体験やカルチャーの創出を目指す。外観は、「福岡に突如発生した螺旋(らせん)のエネルギー体、アジトをイメージ」したという。面積は約294坪。

 1階のレストラン「GohGan(ゴウガン)」は、「アジアのベストレストラン50」にも選ばれた福岡・西中洲のフランス料理店「La Maison de la Nature Goh」のオーナーシェフ福山剛さんと、「アジアのベストレストラン50」で4度の1位を獲得しているバンコクのレストラン「Gaggan」オーナーシェフのガガン・アナンドさんが共同で手がける初めての実店舗。フレンチとインド料理のスパイスを融合させたオリジナルメニューを提供する。今年10月に20周年を迎えた「La Maison de la Nature Goh」は閉店し、「010 BUILDING」で再始動する。3階の「Goh(ゴウ)」は、福山さんが「GohGan」と合わせて2店舗同時に手がける。一つの大きなテーブルを囲み、料理を楽しむ「ターブル ドットスタイル」を取り入れたレストラン。来年1月11日にグランドオープンを予定する。

 3階の「BAR 010」は、カクテルコンペティション「ワールドクラス グローバルファイナル 2015」でグランプリを獲得したバーテンダー金子道人さんがプロデュースするバー。中洲のバー「La Barre Charger(バー シャルジェ)」のオーナーバーテンダー池田繁樹さんが運営を行うほか、4人のバーテンダーが本格カクテルをはじめ、プレミックスカクテルやノンアルコールカクテルといったオリジナルメニューを提供する。

 2階~3階にあるイマーシブシアター「THEATER 010」では、ニューヨークとロンドンにあるクラブ「THE BOX」のクリエーターチームがディレクションする体験型のショーを提供する。ショーの時間は18時~24時。座席ごとに金額が異なり、2階では「スタンディング」(1,100円)、「テーブル」(2,200円)、「ソファ」(3,300円)、「VIP テーブル」(2万2,000円)、3階ではVIP席「1 BOX」(1万7,600円~)を用意する。オープン時の演目は、「PHEROS(フェロス)」。「『010 BUILDING』が福岡に光をもたらす神秘的かつ情緒的、刺激的な施設になってほしい」という願いが込められたショーになっているという。「GohGan」と「BAR 010」で提供するアラカルトメニューやドリンクを楽しみながら見ることもできる。

 Zero-Ten社長の榎本二郎さんは「福岡のナイトタイムエコノミーのスポットになればと思っている。地元とグローバルを掛け合わせ、福岡を文化的な都市にアップデートさせていければ」と話す。

 営業時間は17時~翌3時。

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