カフェバー「FUGLEN FUKUOKA(フグレンフクオカ)」(TEL 092-292-9155)が博多イーストテラス(博多区博多駅東1)1階にオープンして1カ月がたった。
同店は、ノルウェーのオスロで1963年に創業したカフェバー。FUGLENとはノルウェー語で鳥を意味し、ロゴはオスロの港で見かけるという渡り鳥「アジサシ」を描く。港から港へと飛んでいく渡り鳥のように広がっていきたいとの思いが込められているという。「コーヒー・カクテル・ヴィンテージデザイン」をコンセプトに、ビンテージ家具を備えた店内で浅いりのコーヒーやカクテルなどを提供する。
運営は「フグレン東京」(東京都渋谷区)。海外進出1号店として「FUGLEN TOKYO」(同)が2012(平成24)年にオープンし、現在、東京に3店舗、神奈川に1店舗を展開。九州初出店で、オフィスビルの1階に出店するのも初めて。スタッフは襟付きシャツにエプロンを着用して接客する。
店舗面積は約36坪。席数はテーブル・ソファ・カウンター=計40席、スタンディング=6席。椅子やソファなど、1950年代のノルウェー家具と同年代の日本の家具をミックスして設置しているという。
ドリンクのラインアップは、「本日のコーヒー」(410円~、お代わり=210円~)、ハンドドリップ(660円)、カフェ・ラテ(580円~)など。同店限定メニューで「ルイボスティ・ラテ」(600円)や福岡の八女茶を使った「コンブチャ」(550円)をそろえる。アルコールは「フグレン・ギムレット」(1,120円)や「スカンジナヴィアン・ネグローニ」(1,230円)などのカクテル、グラスワイン(赤・白・スパークリング、840円)、ビール(910円~1,150円)などをそろえる。
フードメニューとして、全粒粉ブレッドにノルウェー産ブラウンチーズやスクランブルエッグを合わせた「ブルーノスト・トースト」などの自家製トーストを用意する。
マネジャーの鮫島隆秀さんは「コーヒーを飲む時間を特別なものにはしたくない。出勤前や休憩時間など日常的なものとして、近くに来た際にはふらっと立ち寄ってもらえれば」と話す。
営業時間は8時~20時。