展覧会「安彦良和/機動戦士ガンダム THE ORIGIN展」が現在、キャナルシティ博多(福岡市博多区住吉1)センターウォーク5階で開催されている。
「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」は、アニメ「機動戦士ガンダム」でキャラクターデザイナーや作画監督を担当した安彦良和さんが新たな解釈で「機動戦士ガンダム」の世界を漫画で描き直した作品。雑誌「ガンダムエース」で2001(平成13)年6月の創刊から連載を開始し、2011(平成23)年6月に終了した。同展は今年1月に埼玉・所沢で初めて開催。福岡は2カ所目となる。
会場では、「ガンダムエース」の歴代の表紙イラストや原画、インタビュー動画など約500点を展示する。福岡会場で初公開となる「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」記念イラストの生原稿と月刊ガンダムエース2022年8月号表紙イラストの生原稿も展示する。
7月15日に開かれた内覧会には安彦さんが来場し、「今20年たって思い返すと、全て懐かしく大変愛着の深い仕事。1つの作品でこれだけの素材を皆さんに見ていただくのは、初めてのこと。僕は手描きの上にアシスタントがおらず、基本的に僕の手仕事だと思っているので、一人の人間の手仕事という意味でも見てもらえたらと思う。このTHE ORIGINという漫画がいわゆるファーストガンダムそのものと僕は断言できる」と話した。
グッズコーナーでは、公式図録や「THE ORIGIN Tシャツ」(以上3,850円)、「THE ORIGIN 手ぬぐい」(各1,430円)など200アイテム以上を販売する。
開催時間は10時~18時(最終日は17時まで)。料金は一般=1,800円、小中高生=700円。日時指定制。8月21日まで。