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福岡国際会議場でeスポーツイベント 県代表決定戦やプログラミング教室も

「福岡eスポーツフェスタ2022」が開かれる「福岡国際会議場」外観

「福岡eスポーツフェスタ2022」が開かれる「福岡国際会議場」外観

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 イベント「福岡eスポーツフェスタ2022」が8月11日、福岡国際会議場(福岡市博多区石城町2)の多目的ホール・4階会議室をメイン会場に開催される。

「教育版マイクラ プログラミング教室」画面イメージ

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 主催は「福岡eスポーツ協会」(博多駅前2)。2018(平成30)年9月設立の団体で、ゲームを愛する人たちが生き生きと活動できる環境をつくり、eスポーツがスポーツとして認知されるよう普及・啓発に取り組んでいる。初めて開催する同イベントは福岡市の協力の下、ゲーム関連会社が多く世界的なスポーツ大会も開催されてきた同市のeスポーツ関連産業の振興と普及が目的という。

 当日は、多目的ホールステージで今年栃木にて行われる国体の文化プログラム、全国都道府県対抗eスポーツ選手権「グランツーリスモ7」部門の福岡県代表決定戦を開催する。大会は、U-18の部、一般の部に分かれ、各6人が県代表を目指して競う。コスプレイヤーのえなこさんをゲストに迎え、実況は元朝日放送アナウンサーでeスポーツキャスターの平岩康佑さんが務める。

 多目的ホールロビーでは、福岡のクリエーターによるマインクラフト作品のパネルや、福岡の専門学校生によるeスポーツをイメージしたファッション作品など約20点を展示する。

 4階会議室では「教育版マイクラ プログラミング教室」を行う。教育版マイクラは教育版マインクラフトの略称で、ゲームをプログラミング教育・情報教育などの教材として使えるようにしたもの。未就学児から小学生の20人を対象に、福岡をイメージした建築物を作ってもらう。1回当たり45分の教室を6回開く予定で参加無料。参加に必要な整理券は当日、配布する。

 イベントの裏側を紹介する「eスポーツバックステージツアー」や、eスポーツに関心がある企業向けの「ビジネスマッチングコーナー」なども用意。メイン会場外ではキッチンカーで、かき氷やカレーライス、たこ焼きなどを提供する。サブ会場の「esports Challenger’s Park(イースポーツチャレンジャーズパーク)」(中央区渡辺通4)では、eスポーツの発展を目的にビジネスコンテストを開催する。

 同イベント総合プロデューサーの蓑津尚文さんは「eスポーツにネガティブなイメージを持つ親御さん世代も多い。当イベントでは親子で楽しめるコンテンツをそろえているので、足を運んでもらえれば。来場前と後ではイメージも変わるはず」と話す。

 開催時間は10時~20時。入場無料。「教育版マイクラ プログラミング教室」の整理券についての詳細は近日中にホームページで知らせる。

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