カフェ「DAYLILY KAMPO STAND(デイリリーカンポウスタンド)」が4月27日、博多マルイ(福岡市博多区博多駅中央街)1階にオープンした。「DAYLILY JAPAN」(東京都中央区)が運営する。
和漢素材を使った養生スープとBAO(バンズに豚肉やピーナツ粉などを挟んだ台湾式ハンバーガー)の専門店。1号店の「心斎橋PARCO店」(大阪市)に次ぐ2店舗目で、九州初出店となる。「台湾にある屋台のように、気軽で、おいしく、ヘルシーな店を日本にも作りたい」(同社)という思いから出店。博多マルイ店の店舗面積は約24平方メートル、席数は25席。内装はブランドカラーのオレンジを基調とし、居心地のいい空間を目指したという。
メニューは、漢方薬剤師監修の名前に「食べてきれいになれるお茶」という意味を込めた「EAT BEAU-TEA」(3種、各500円)や「ヴィーガンBAO 台湾角煮風」(520円)のほか、同店のオープンを記念し考案したというオウギ、センキュウ、ジュクジオウなどの和漢素材を使ったスープとスペアリブを煮込んだ「台漢養生スープ 薬膳排骨湯(パイコータン)」(700円)、台湾産のパイナップルを使ったあんにクコの実、カボチャの種をトッピングした「ヴィーガンBAO パイナップルケーキ風」(520円)などを提供する。スープと「ヴィーガンBAO」、ドリンクがセットになった「DAYLILY KAMPO STAND SET」(1,420円)、「台湾ヘルシーアフタヌーンティーセット」(1人2,400円、提供は2人から、1日限定30食)などのセットメニューもそろえる。
漢方のライフスタイルブランド「DAYLILY」も併設し、カフェで提供するお茶をはじめ、ドライフルーツ、台湾コスメ、漢方の素材でかたどったアクセサリー、チャイナシューズなども販売する。
同社PR担当の安井美貴さんは「DAYLILYは、女性の心と体をサポートし、素敵な一日となる手助けができるよう、台湾の日常に根付いた漢方というライフスタイルを提案している。福岡の方々にも台湾のヘルシーフードやドリンクを気軽に楽しんでもらえたら」と話す。
営業時間は10時~21時。