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「ららぽーと福岡」開業、九州初進出 実物大νガンダム立像が出迎え

「フォレストパーク」の「実物大ν(ニュー)ガンダム立像」

「フォレストパーク」の「実物大ν(ニュー)ガンダム立像」

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 大型商業施設「三井ショッピングパーク ららぽーと福岡」(福岡市博多区那珂6)が4月25日、開業した。

オープニングセレモニーのテープカットの様子

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 三井不動産、九州電力、西日本鉄道が福岡市青果市場跡地の活用事業として推進する「三井ショッピングパーク ららぽーと福岡」。「ららぽーと」施設の九州初進出で、敷地面積は約2万6200坪、モール棟は地上5階、地下1階建て。施設コンセプトは「出会い×体験の広場~“ふれあい”と“つながり”のまちへ~」。

 この日は、予定より30分前倒しの9時30分にオープン。オープニングセレモニーでは、竹下太鼓振興会と福岡市博多消防団那珂分団がオープニングアクトを務め、高島宗一郎市長は「空港にも駅にも近い立地を生かしてどう拠点にしていくかを事業者の皆さまが素晴らしい形で表現してくれた。今後はいかに公共交通機関で来てもらうかが大事な鍵になると思う」と話し、ららぽーと福岡の岡田直人所長は「住みやすい街づくりの一部となれるよう努力する」とあいさつした。

 施設の特徴の一つとして、1階~5階の各フロアに広場を配置する。約4000平方メートルの広さに遊歩道や噴水などを設ける「オーバルパーク」、高さ約20メートルの「実物大ν(ニュー)ガンダム立像」を展示する「フォレストパーク」、貸農園とバーベキュー施設を設ける「アグリパーク」、200メートル陸上トラックやテニスコートを設置した「スポーツパーク」など、計9つの広場を配置。

 テナントは、九州初出店の57店を含む全222店が出店。1階には、旧青果市場でも仲卸として携わっていた鬼木が手がける新業態小売店「MARKET 351」やスイーツ店「パティスリージョルジュマルソー」、ベーカリー「パンパティ」など22店舗が集まる「フードマルシェ」を設けるほか、国内外のおもちゃやオリジナル遊具で遊ぶことができる「福岡おもちゃ美術館」、アウトドアグッズショップ「Green Summit」などが九州初出店する。

 2階はファッション雑貨を中心に、福岡市内2店舗目となる「ロフト」が出店。今年の7月末には、3歳~15歳を対象に約100種類の職業・社会体験ができる「キッザニア福岡」が開業予定。

 3階のフードゾーン「グランダイニング」は、フードコート21店とレストラン10店、約1450席を設ける。フードコートには「宍道湖しじみ中華蕎麦(そば) 琥珀(こはく)」や「洋食や 三代目 たいめいけん」などが九州初出店するほか、「久留米ラーメン 清陽軒」や「わっぱ定食堂」などの九州・福岡の店舗も並ぶ。レストランは、イタリアン料理店「Pizza&Pasta Piazza Nao」や「とんかつ知青」、「伊右衛門カフェ」などが出店する。フードコートの一部店舗では、非接触決済システムも導入する。

 4階には、ガンダムのグッズショップと体験型アクティビティーエリア、アミューズメントエリアからなる「ガンダムパーク福岡」、国内初の「Yogiboシート」を導入する「TOHOシネマズ」、クリニックモールなどが入店。

 敷地内にはバスターミナルを併設し、JR竹下駅・西鉄大橋駅・JR博多駅・福岡空港間のバス路線を新設する。5月8日までの毎日と5月14日~29日の土曜・日曜は増便して運行する。

 営業時間は10時~21時(3階レストラン・フードコートは11時~22時)。

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