季節展「ひなまつり」が3月1日、「博多町家」ふるさと館(福岡市博多区冷泉町6)の展示棟2階と町家棟で始まった。
例年開催する「ひなまつり」展。桃の節句を祝い、博多、福岡の家庭で飾られてきたひな人形やひな飾りを提供してもらい展示する。会場では7段飾り2組や、ひな道具、宮参り着物や振り袖、嫁入り風呂敷などを展示する。今年は、博多人形伝統工芸士の二代 戸畑茂四郎さんが手掛けた博多人形ひな段飾り1組も展示する。
同館事務局次長の池田陽子さんは「ひな人形には、お子さんが健やかに育つようにといった願いやいろいろな愛情がこもっている。大人も楽しめるような展示になっているので、楽しんでもらえたら」と話す。
開館時間は10時~18時(展示棟への入館は17時30分まで)。第4月曜休館。料金は200円、中学生以下無料。町家棟は無料。4月3日まで。