ラーメン店「らぁ麺稲田」(福岡市博多区美野島2)が1月3日、オープンした。
同店は「サンセルコ」(中央区渡辺通1)地下1階で豚丼を販売している「豚マニア丼 稲田屋sun」が運営するラーメン専門店。店舗面積は44平方メートルで、座席数は8席。ラーメン店をオープンした経緯について、経営者・店長兼料理人の福島大将さんは、コロナ禍で時間ができ新業態を考えラーメンにたどり着いたとし、「全国の小麦粉を取り寄せた麺づくりでは1年以上かけて試作を行い、2年がたち、やっと納得できる一杯が出来上がったので開店を決意した」と話す。
年齢問わず食べられるラーメンを目指した。自家製麺。「後光醤油(ごこうしょうゆ)らぁ麺」(850円)と「後光醤油ポークらぁ麺」(1,000円)。トッピングの「煮卵」のほか「白ご飯」(以上100円)、「ポーク飯」(350円)も用意する。店で使う器は文三窯三宅製陶所(佐賀県)に依頼したもので、5種類の柄を職人が一つ一つ手描きで絵付けしているため、少しずつ柄が違うという。
福島さんは「麺、スープに使う食材は厳選している。チャーシューは宮崎都城の観音池ポークを使っている。こだわった器も一緒に楽しんでもらいたいポイント。ラーメンという概念にとらわれず、優しい甘みを味わえるスープがお好みであれば、ぜひ来店してほしい」と話す。
営業時間は、平日=18時~20時30分、土曜・日曜=12時~14時30分。自家製麺が完売次第終了。月曜・火曜・祝日定休。