ポップアップ展示会「JAPANESE IDENTITY and SUSTAINABLE ~日本人は既に知っている。サステナブルの本質」が6月23日、博多阪急(福岡市博多区博多駅中央街)4階で始まった。
6月を「サステナブル月間」としてさまざまな取り組みをしている博多阪急。「現代アート×日本伝統文化」でサステナブルの本質を伝える同展示会は、福岡市のアート振興を手掛ける「ICBA JAPAN PROJECT」(早良区西新5)が主催し、期間限定で開催する。
現代アートを取り入れることでデザイン性を引き立たせ、モノ自体の価値を高め、モノを大切に扱うなどサステナブルへの意識を高めるきっかけづくりを行うという。
窯元協力の下で制作した有田焼の茶器や、波佐見焼の徳利(とっくり)・盃(さかずき)・豆皿・蕎麦猪口、博多人形に絵付けを行った「博多アートドール」・オリジナルデザインの達磨(だるま)など日本の伝統文化継承を目指し現代アートと融合させた作品を展示販売する。このほか、地球環境に配慮した素材として和紙を使ったアパレル、廃材を用いたアート作品、天然石ジュエリーなどSDGsを意識し素材に着目した作品、サステナブルをテーマにした絵画なども展示販売する。会場は廃材を使って空間デザインを行う。
26日・27日にはアートパフォーマンス、28日はトークショーを行い、オンライン配信する。
営業時間は10時~20時(最終日は18時まで)。6月29日まで。