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サイボウズ、福岡オフィスを移転・増床 九州地域での業務拡大を目指す

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 「kintone(キントーン)」「サイボウズOffice」などのソフトウエアの開発・販売・運用を行う「サイボウズ」(東京都中央区)が5月6日、九州地域の従業員規模の拡大に対応して「福岡オフィス」を移転し、増床した。

天神をイメージした「導入相談カフェ」兼用の来客会議室

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 新型コロナウイルス感染拡大予防のため、全社でテレワークを推奨している同社では昨年、社員5人が福岡周辺に移住。このほか、横浜から福岡への移住を機に中途入社した社員が1人いるなど、九州への移住者が増加。これに対応し、福岡オフィスを移転・増床した。

 移転先は、博多駅直結の「博多深見パークビルディング」(福岡市博多区博多駅前4)。敷地面積は旧オフィスの144平方メートルから381平方メートルへと増床し、九州地域の従業員規模のさらなる拡大、開発職などの地元人材の採用強化、「ウィズコロナ」「ポストコロナ」の働き方を見据える。

 糸島の海沿いのカフェと道路をイメージしたエントランスや、「導入相談カフェ」兼用の来客用会議室、防音対策を施した動画配信ルーム、最大32人収容のセミナールーム、仕事内容や気分に合わせて最適な場所を選ぶ働き方ができる執務エリアなどを備える。

 「『導入相談カフェ』など、気軽に立ち寄ってほしい」と福岡オフィス所長の石井優さん。より多くの企業・自治体に対する業務改善支援やチームワーク強化への貢献など、九州地域での業務拡大を目指す。

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