博多阪急(福岡市博多区博多駅中央街)は10月13日から、全館を通してさまざまなアートを提案する「THE ART STATION」を展開している。
新型コロナウイルスの影響で自分自身を見つめ直す機会が増えたことや、アーティストの発表の場が少なくなっていることから、自分の好きなアートを見つけ、アートを身近に感じてほしいという思いで企画し、初めて開催。各館を通してアートを提案し、展示販売する。
13日~18日(18日は17時まで)、8階催場では「Kyushu New Art」と題し、ハシグチ リンタロウさんやしまうち みかさん、田中千智さんなど九州に関わりのある約50人のアーティストによる絵画や造形、インスタレーションなど約500点を展示販売する。福岡のコーヒー店「manu coffee」も出店する。7階イベントホール「ミューズ」では、1957(昭和32)年から1968(昭和43)年に活動した前衛美術集団「九州派」の作品約140点を展示販売する「異彩を放つ九州派~それから~」を開催。
6階のステージ6では福岡出身のアーティスト池内信介さんのミクストメディア作品を集めた「Shinsuke Ikeuchi展」、1階メディアステージでは世界の有名美術館のグッズや書籍を集めた「THE ART STATION」など、各階ステージでアート作品の展示販売などを行う。
期間中は、館内やウェブページにAR起動スポットを設置し、家でもARでアートに触れる機会を準備する。
営業時間は10時~20時。今月27日まで。