「祝うたァ!! 博多松囃子(まつばやし)展」が現在、「博多町家」ふるさと館(福岡市博多区冷泉町6)展示棟2階で開催されている。
博多どんたくのルーツの伝統の祭り「博多松囃子」。同展は、博多松囃子が今年3月16日に国の重要無形民俗文化財に指定されたことを記念して開催する。
会場では、衣装や傘鉾(かさぼこ)、長谷川法世さんが描いた「恵比須流下竪町傘鉾大垂絵」、博多松囃子が登場する文献「筑前名所図会」「神屋宗湛日記」の復刻版、映像や写真、年表などを展示し、博多松囃子の歴史と魅力を紹介する。
櫛田神社博多歴史館(上川端町1)でも連携開催し、過去に実際に使われたお面や衣装、絵馬など展示する。
学芸員の松尾由美子さんは「博多松囃子は伝統ある祭り。福岡市だけでなく、日本中や世界中の方に魅力を知っていただけたら」と話す。
開催時間は10時~18時。10月26日、11月24日休館。料金は200円(中学生以下無料)。11月30日まで。