「因幡うどん」が12月18日、天神から移転し、福岡市博多区上牟田で新本社工場「因幡工房」の操業を開始した。
1951(昭和26)年に創業し、現在天神・博多エリアを中心に8店舗を展開する「因幡うどん」。1972(昭和47)年に中央区天神に建設した本社工場の老朽化、より安心安全な商品製造・さらなる商品の充実やクオリティー向上のため、新たに本社工場を建設・移転した。
新本社工場の立地については福岡空港と博多駅が近いことや、「博多うどん」の店として博多区に設けたいという考えもあり決めたという。
工房1階に併設店舗として「因幡うどん 因幡工房店」も同日オープンし、「ごぼう天うどん」「えび天うどん」(以上450円)などを直売価格で提供する。席数はカウンター11席。
原田善治社長は「今回の移転は因幡うどんのリセットの場でもある。新たな創業日として、ゼロからスタートしていく気持ちで日々精進していきたい」と話す。
「因幡うどん 因幡工房店」の営業時間は11時30分~14時30分。日曜・祝日定休。12月29日、1月1日・2日は休み。12月30日・31日は年越しそばの販売のみ。