「ディスプレイデザインコンテスト for STUDENTS 2019」が現在、JR博多駅構内「マイング」(福岡市博多区博多駅中央街1)で開催されている。
福岡市内の美術系学校の学生たちがマイングのディスプレーボックスにデザインを施し、投票形式でコンテストを行うもの。地域でデザインを学ぶ学生に発表の機会を設け、若者の発想力や感性を社会へ発信することを目的に行う。博多ステーションビル(博多駅中央街6)と日本空間デザイン協会九州支部の共催で、今年で3回目。
ディスプレーデザインのテーマはハロウィーン。参加校は麻生建築&デザイン専門学校、九州デザイナー学院、日本デザイナー学院、福岡デザイン専門学校、九州産業大学造形短期大学部、九州産業大学芸術学部の6校、全11チーム。一般投票期間を設け、10月5日には投票会を開催し、制作に関わった各チームの学生約30人が、来館客に制作に込めた思いなどを説明した。投票会の開催は初めてで、1日で132人の投票が集まった。
博多ステーションビル販売促進部の担当者は「並々ならぬ学生さんの思いがある。お客さまへの制作の説明も、初めは緊張していたが時間を追うごとに積極的になり、最後は学生さんのパワーにこちらが圧倒された」と投票会を振り返る。「一般投票を行っているので、気に入った作品にぜひ一票お願いします。学生さんにメッセージも添えてもらえたら」と呼び掛ける。
投票結果は、マイングのウェブサイトに掲載する。
営業時間は9時~21時。一般投票期間は10月14日まで、展示期間は10月31日まで。