「アジアフォーカス・福岡国際映画祭2019」が9月13日~19日、キャナルシティ博多(福岡市博多区住吉1)内の映画館「ユナイテッド・シネマ キャナルシティ13」で開催される。
毎年9月~10月に福岡市が「アジアと創る」をコンセプトとした「アジアンパーティ」の主要事業として開催し今年で29回目を迎える同映画祭。今年はアジアの新作・話題作を12本、「東南アジア・リージョナル特集」として東南アジア作品3本を公式招待作品として上映する。そのほか、映画「福岡」上演記念「チャン・リュル監督特集」や、「日本映画特集」として映画監督・藏原惟繕(これよし)さんの作品など、17カ国・地域の計27作品を上映する。
上映作品は、夢破れた3人の中年男女を描いた「恋の街、テヘラン」(2019年・イラン、イギリス、オランダ)や、フィリピン映画生誕100周年を記念した「旅」がテーマのオムニバス作品「それぞれの道のり」(2018年・フィリピン)、「フンバ・ドリーム」(2019年・インドネシア)、藏原さんの監督作品「憎いあンちくしょう」(1962年・日本)など。
17日には新たな取り組みとして、西鉄イン福岡(中央区天神1)2階Aホールでフィリピンの映画監督・ブリランテ・メンドーサさんによるマスタークラスを開催し、映画製作に関する講義や質疑応答などを行う(先着100人、事前申込制、参加無料)。
チケット料金は、1作品券=1,300円(前売り1,100円)、5作品券=5,500円(同4,400円)、フリーパス=1万3,000円(同1万1,000円)、中高大生・留学生=500円(要身分証提示)、小学生以下無料。