博多座(福岡市博多区下川端町2)が3月19日、劇団「ユースシアタージャパン」と共同で新プロジェクト「ユースシアター博多座」を設立した。
博多座では昨年、市民参加型公演を初めて行い、舞台製作を通じて、若者の持つ無限大の可能性に気づかされたという。今年はさらに発展させるため、1万人のメンバーを有する劇団「ユースシアタージャパン」と共同で新プロジェクト「ユースシアター博多座」を発足。若者の力を引き出し、博多座から世界に発信できる公演づくりに取り組む。
今年12月に自主製作公演を予定する。同公演に向けてメンバー募集からレッスン、製作を行う。特徴は博多座出演者が使っている稽古場で、専門スタッフによる指導を受けられること。ダンスや歌のレッスンのほか、英語を学びながら表現力などが身に着けられるカリキュラムを設け、世界に対応できる人材の育成に取り組むという。
現在、第一期メンバーを5月6日まで募集している。5月中にオーディションを行い、合格メンバーは6月から週1~2回、博多座内のリハーサル室を拠点に継続してレッスンを受ける。
応募条件は、2019年4月2日時点で年中~中学2年生までの子どもで、週1回の基礎レッスンや公演・イベントに向けてのレッスンなどに1年間参加が可能であること。年会費は2万4,000円(活動・レッスン費、保育料別途)。
メンバー募集は「ユースシアター博多座」ホームページで受け付ける。