福岡空港国際線旅客ターミナルビル3階に9月13日、カプセルトイ自販機「ガチャ」が設置された。
外国人旅行客の使いきれずに残った硬貨の利用を見込み、タカラトミーアーツ(東京都)が設置したもの。昨年7月に成田国際空港で設置したところ、大量買いの利用客も見られるなど好評を博し、関西国際空港、旭川空港に続いて、福岡空港でも導入された。
設置されたのは、北側・南側の出発口と搭乗待合室南側で計74台。あごの出た動物がユニークなフィギュア「シャクレルプラネット2」、寝ている動物たちのフィギュアシリーズ「パンダの穴ZooZooZoo第4弾のんきだ寝」など、国内でも人気を集めているものを中心に約130種のガチャをそろえる。価格は1回200円~400円。
「空港ガチャは、通常のショッピングモールなどの設置に比べて月平均約3~5倍の売り上げがある」と同社広報の有賀美紗代さん。「関空では夏休みに最高10倍を記録する反響があった。福岡でも出国前の最後の思い出作りに一役買えれば」と期待を寄せる。