博多織のブランド運営・販売を手掛ける「HATAOTO(ハタオト)」(朝倉郡)が5月22日、人気アニメ「エヴァンゲリオン」とコラボレーションした博多献上帯の販売を始めた。
同社は「福岡の伝統文化と現代文化の融合」をコンセプトに博多織の商品を作りたいという思いからエヴァンゲリオンとのコラボが実現し「博多献上帯初号機モデル」が誕生。同商品は博多織の伝統柄である献上柄にエヴァンゲリオンの「初号機」、「ネルフ」マーク、「EMERGENCY」マークを織り込んでおり、黒をベースに初号機をイメージした色彩のコントラストとなっている。帯に使う糸は絹100%。付属品にもこだわり、同商品の絹糸で作った初号機カラーの紐(ひも)で留め、同モチーフの柄を焼き付けた桐箱に収める。
販売開始後、ホームページやフェイスブックからもコメントが寄せられている。同社の谷口亮介社長は「自分が博多織に携わっているので、少しでも多くの方に博多織の文化や本物の良さを知ってもらい、触れていただきたい」と話す。
価格は13万8,240円。完全受注生産。注文は専用ホームページより受け付ける。