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福岡・八女高級茶「八女伝統本玉露」世界ブランド目指す 博多で進出発表

(左から)デザイナー・鈴木直之さん、三田村統之八女市長、八女市建設経済部農業振興課の椎窓孝雄さん

(左から)デザイナー・鈴木直之さん、三田村統之八女市長、八女市建設経済部農業振興課の椎窓孝雄さん

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 福岡県八女市で生産される高級玉露茶「八女伝統本玉露」を世界ブランドに確立しようと八女伝統本玉露推進協議会が海外進出に乗り出す。3月3日、福岡市内で記者会見を開いた。

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 「八女伝統本玉露」は110年の歴史があり、1キロ当たり1万3,000円以上の高値が付く高級茶。枝をせん定しない自然仕立てで栽培され、稲わらを使って棚掛けで遮光、収穫は手摘みに限られるという。2013年を除き、2001年から2014年まで連続で農林水産大臣賞を受賞。国が優れた産品を知的財産として保護する制度「地理的表示保護制度(GI)」にも登録されている。

 同9日に米・ニューヨークでマスコミや高級レストランのシェフらを招いた試飲会、個別の商談会を開く予定という。

 「表参道ヒルズ」のロゴなどを手掛けたデザイナー・鈴木直之さんが八女の「八」や「しずく茶」をイメージしたロゴを考案した。同協議会事務局長を務める八女市建設経済部農業振興課の椎窓孝雄さんは「世界へ通じるブランドに育て、伝統を若い世代に継承して守っていきたい」と意気込む。

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