洋菓子専門店「チョコレートショップ」(福岡市博多区綱場町)が来年1月29日、フランス・パリへ初出店する。
同社は、2014年にフランスで開催された「Jeremy Bueno 2014年秋冬パリ・オートクチュールコレクション」をはじめ、世界最大のチョコレートの祭典サロン・デュ・ショコラ」に出店。砂糖不使用の「Zeroチョコレート」やみそやしょうゆなどを使ったトリュフなどを引っ提げた挑戦に手応えを感じたことから、「スイーツの本場へ挑戦を決めた」(佐野隆社長)という。
今回の出店は、フランスで8年間の修業経験を持つ3代目の佐野恵美子さんが担う。店舗名は「Les trios chocolats(レ・トロワ・ショコラ)」。「3つのチョコレート」を意味し、創業者である佐野源作さん、2代目・隆さんと自身の親子3代の夢を込める。
「本場の地で、博多の『本物』の味で挑戦したい」と恵美子さん。「2人が築き上げてきたものをベースに自分らしさを合わせ、チョコレートショップが100年続く店になるよう頑張りたい」と意気込みを見せる。