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福岡空港国内線第1ターミナルビル閉館へ 最終日は展望デッキを無料開放

併用開始当時の第1ターミナルビル展望デッキの様子(福岡空港ビルディング株式会社 社史「福岡空港ビル10年の歩み」より)

併用開始当時の第1ターミナルビル展望デッキの様子(福岡空港ビルディング株式会社 社史「福岡空港ビル10年の歩み」より)

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 福岡空港国内線(福岡市博多区大字下臼井)第1ターミナルビルが再整備に伴い、10月4日の最終便終了後に閉鎖する。

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 滑走路が1本しかない同空港の混雑解消のため、国土交通省による滑走路の増設と平行誘導路の二重化の計画に伴うもので、2019年3月までに第1ターミナルビルの移転や第2・3ターミナルを改修し、3つに分かれるターミナルを1つに集約。地下鉄フロアの新改札口から航空会社カウンターのある1階や出発口の2階への直通エスカレーターを設けるなど利便性の向上を目指す。

 1969(昭和44)年から併用を開始し、離島便や格安航空会社(LCC)のターミナルとして使われていた第1ターミナル。福岡空港ビルディングは同日、47年の感謝を込めて閉館イベントを開く。併用が始まった当初に展望デッキとして一般に無料開放していた屋上を1日限定で開放するほか、到着最終便の乗客に記念品を配布する。

 5日以降は、第2・3ターミナルビルが「国内線旅客ターミナルビル」に改称し、全ての国内線発着便を同ターミナルに集約する。

 展望デッキの無料開放時間は12時~17時。

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